用語集

■ 温室効果ガス

二酸化炭素など地球の温暖化をもたらすガス。
地表の熱を保温する働きをするガス。CO2(二酸化炭素)、CH4(メタン)、CFC(フロン)、HCFC(代替フロン)、N2O(亜酸化窒素)等。温室効果ガスがあることで地球の温度が保たれているが、温室効果ガスが必要以上に増加したことで地球温暖化問題が引き起こされている。

■ 京都議定書

1997年12月に京都で開催された、気候変動枠組み条約第3回締約国会議(COP3)において採択され、2000年以降の先進各国における温室効果ガスの削減目標や国際制度等について定めたもの。
日本は2008~2012年の間に、温室効果ガスを1990年比で6%削減することが求められている。
議定書は55カ国以上が批准し、先進国の温室効果ガス排出量の55%以上を占めるという2つの条件を満たすと発効する。

■ コージェネレーション

電気と熱を同時に発生・供給する装置を使ったエネルギー利用システムのことで、総合エルギー効率の向上が図れる。原動機等を用いて発電をした際に発生する排熱を冷暖房や給湯等の熱需要に利用する。使用する原動機の種類によってガスエンジンシステム、ガスタービンシステム(MGT)等があり、燃料電池もコージェネレーションのひとつ。

■ 酸性雨

ph6.5以下の雨。工場や自動車から排出される窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOX)が酸性の粒子やガスになり雨に取り込まれる。

■ ゼロエミッション

有害な廃棄物(エミッション)を出さない、または廃棄物を再資源化し循環させるという考え方。

■ 燃料電池

水の電気分解の逆の化学反応を利用して、酸素と水素から電気を発生させる仕組み。水素の供給源としてLPガスや天然ガス、メタノール、灯油等も利用できる。

■ バルク供給システム

消費先に設置した貯槽または容器に、LPガスバルクローリから直接充填するシステム。配送の合理化、美観の向上などのメリットがある。

■ マイコンメータ

LPガスの使用量を表示するメータ。内蔵のコンピュータで常にLPガスの使用状態を監視し、地震や異常使用の場合には自動的にガスを遮断する。

■ COP

Conference of the Parties
締約国会議。条約の締約国の会議で最高意思決定機関。

■ GHP

Gas Heat Pump:ガスヒートポンプ
室外ユニットのコンプレッサーをガスエンジンで動かすエアコン。

■ LNG

Liquefied Natural Gas:液化天然ガス
天然ガスを低温で加圧し液化したもの。主成分はメタンで都市ガス用、工業用等に使われる

■ LPG

Liquefied Petroleum Gas (LPガス):液化石油ガス

■ LPi (自動車)

Liquid Petroleum gas Injection system:液体石油ガスインジェクションシステム
オランダVialle社の登録商標。現行のLPガス自動車はガスを気化させて気体状のガスを空気と混合し燃焼させているが、LPi自動車は液体のガスを直接マニホールドに噴射するためより多くの空気をシリンダー内に取り込み、ガソリン噴射とほぼ同等の出力が得られる。電子制御により、ガスの量を調整するので燃焼効率が高いのが特徴。

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